UbuntuでApacheを用いたWebサーバ構築

自宅鯖ってやつをやってみたくてテストとして手持ちのUbuntuでWebサーバ構築やってみました。構成としてはWebサーバにApache、DBにMySQL8って感じです。

今回はApacheの環境構築手順を備忘録としてまとめておきます。

aptを最新の状態にしとく
$ sudo apt update

Apacheインストール
$ sudo apt install apache2

MySQLインストール
$ sudo apt install mysql-server mysql-client

バージョン確認

# apache2 -v
Server version: Apache/2.4.52 (Ubuntu)
# mysql --version
mysql Ver 8.0.33-0ubuntu0.22.04.2 for Linux on x86_64 ((Ubuntu))

※apt installだと最新のバージョンがインストールされるので特定のバージョンをインストールする場合はバージョン指定が必要

apache2.confで設定を変更

apache2.confの場所↓↓
/etc/apache2/apache2.conf

Viで編集
$ sudo vi /etc/apache2/apache2.conf

セキュリティを考慮しファイル一覧を表示させないようにOptionsを変更

<Directory /var/www/>
# Options Index FollowSymLinks
Options FollowSymLinks
AllowOverride all
Require all granted
</Directory>

文字化け対策としてAddDefaultCharsetをOffにする

AddDefaultCharsetをUTF-8からOffに変更
AddDefaultCharset Off

設定反映させるためApachを再起動

$ sudo systemctl restart apache2
ブラウザから確認
http://localhost/

ApachのWelcomeページが表示されていればとりあえずOK

あとは、デフォルトのドキュメントルート/var/www/にApachのWelcomeページが配置されているので、不要であれば削除し適当なindex.htmlを作成し文字化け確認のため日本語でなんか文章いれておく。

再度、ブラウザから確認。

文字化けしてなければOK。

これでとりあえずlocalで動くWebサーバが構築できたので、インターネットからアクセスできるようにするには、ルータの設定で外側がグローバルIP、内側に構築したWebサーバのIPとポート80と443をあけてやってブラウザでグローバルIP打てばインターネット経由でアクセスできる筈。詳しい設定とかは、またそのうちセキュリティのことも調べながらまとめていきたいと思います。

dynabook R634/MにUbuntuをインストールしてみた

Linuxの実機が欲しかったので中古でdynabook R634/Mを購入しUbuntuをインストールしてみました。dynabook R634/Mは2014年発売のモデルで古いこともあり、中古で安く購入できるのでわりとおすすめです。

購入時はWindows10でもっさりして使い物にならない印象でしたがUbuntuはWidows10より軽量なので普段使いならほとんどストレスなく使えるのではないかと思います。もっと軽いLinuxディストリビューションならさらに快適かも知れません。

詳細なスペックはメーカーサイト参照
https://dynabook.com/pc/catalog/dyna_b/150209r63/spec.htm

というわけで備忘録を兼ねて手順を記しておきます。

インストール手順書

①公式サイトよりISOイメージファイルをダウンロードする。

https://www.ubuntulinux.jp/download

上記のリンクから日本語 Remixのダウンロードをクリックし、isoイメージファイルをダウンロードします。この記事を書いてる時点の最新版だと「ubuntu-ja-20.04.1-desktop-amd64.iso(ISOイメージ)」になります。

②ダウンロードしたISOイメージファイルをもとにインストールメディアを作成する。

Rufusというフリーソフトを利用しインストールメディアを作成します。下記サイトよりインストール可能です。

https://rufus.ie/ja/

※イメージモードは、ISOイメージモードでもエラーは起きなかったのですが、DDイメージモードじゃないとインストールが進まなかったのでDDイメージモードで作成すること推奨。

③インストールメディアからPCをブートする

作成したインストールメディアをOSを上書きしたいPCに挿入しBIOS画面を表示させる。dynabook R634/Mの場合はメーカーロゴ表示時にF12キーでBIOS画面に入れるのでBoot MenuからUSBメモリを選択する。

④あとは待つ

そのまま待ってるとUbuntuのインストールウィザードが起動するので、設定しながら進んで、設定が完了したら待つ。ここで言語設定やネットワーク、ユーザ作成など行う。

⑤デスクトップ画面が表示されたら設定完了

お疲れ様でした。

Ubutnuインストール後ベンチマーク

KDiskというLinux版のCrystalDiskInfoみたいなやつをみつけたのでベンチマークとってみました。

>>今後はストレージとメモリの増設もしてみる予定

まとめ

今回のdynabook R634/MですがLinux版のVscodeをインストールしてモバイル開発環境として使う用途だとかなり良いなと感じています。なんといっても質量が1kg切ってるのが良いです。なんか良さげなジャンクPCを購入したらまた記事にしたいと思います。

Ubuntuで「アプリケーションを表示」するからアプリアイコンを消す方法

Braveブラウザからデスクトップにショートカットを作成したら自動的に「アプリケーションを表示」に追加されたのですが、デスクトップ上からショートカットを削除しても「アプリケーションを表示」から消えない…。

どうやって消すのか分からなかったので調べてみました。おそらくChromeのショートカットなども同じ。

結論: ~/.local/share/applications/に格納されているので消せばいい

下記の場所ですね。

~/.local/share/applications/

GUIでやる場合はHOMEに移動してCtrl+hで隠しファイルを表示してあげないと「.local」が表示されないので注意。

CLIからだと、

cd ~/.local/share/applications/

で移動して指定のファイルをrmコマンドで消してあげてください。

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