未経験からWEBエンジニアになり1ヶ月が経つ
未経験でのエンジニアへの転職はエグいという話をよく聞きます。私自身未経験てWEBエンジニアへと転職し約1ヶ月が経ちました。未経験でのエンジニア転職って実際のところどうなのって所感を備忘録を兼ねて記録しておきます。
未経験でのエンジニア転職、辛いか辛くないかでいうと辛い
ある程度は覚悟していた部分ですが辛いか辛くないかでいうと辛いです。
何が辛いか、それは、自身のスキルや知識では実務にまったく歯が立たなかったところ、もうその一点に尽きます。
現場のコードは僕の考えていた倍は複雑怪奇で与えられた仕事は主に軽妙な改修にも関わらず、まったくコードが読めないことに、冷や汗がでました。
そこまでは、まあ良いとしましょう。全然良くはないけど…。
まあ分からないので先輩エンジニアに聞くわけです。
「えっと、ここのコードってどういう処理なんでしょう?」
とても親切に教えてくれるのですが、その説明がそもそも理解出来ない。
正直、この時点で「あ、終わった」と思いました。自分にエンジニアは無理だ…、と。
とはいえ、もう入社してしまっているので投げ出すわけにはいかない。
バージョン管理ソフトで類似の改修を探して同じ様に試してみる。コードレビューしてもらう。で、コードを直す。レビューしてくれた内容を理解出来るまでググる。で、またレビューしてもらい、さらに直す。これを一週間続けると、なんと…
読める!?
あんなにさっぱり理解不能だったコードが読めるぞ!!
働き出してから翌週の出来事でした。
案外なんとかなるもんです
で、テンションがぶちあがりエンジニアやってけるかも知れない!!なんて思いつつ次の仕事に挑むわけですが、いざ、コード眺めて、あ、あかんさっぱり分からない…、とへし折られます。
しかし、この時点で私には1つの成功体験と予感がありました。時間を掛ければ理解できる筈、と。
案の定、予感は的中し翌週には、コードの内容がある程度は理解できる様にはなりました。
最初の一週間はもう行きたくない…と毎朝思ってたくらいですが、今は、なんとかなるもんだと今では思います。これは少し頑張れば理解出来る仕事を割り振ってくれるプロジェクトリーダーの手腕もあるとは思うのですが、普通に考えてみても最初から難しい仕事を振られる訳がない筈なんです。
お世辞にも仕事が出来る訳ではなく今も相も変わらず無力間でいっぱいですが、案外なんとかなるもんです。
今後の目標とキャリア戦略
私がエンジニアに転職した理由は元々PCが好きでWEB開発を面白いと思えるからというのが大きいですが、これから先の自分のキャリアのことを考えてでもあります。言い方は悪いですが潰しがきくスキルが欲しくてエンジニアになりました。
なので、今後の目標としてはエンジニアとして実務経験をしっかり積んでスキル証明が出来るようになりたいところです。
上記でも説明した通り今は無力感でいっぱいですが、とある気付きもありました。どんなにベテランのエンジニアでも得手不得手がある、という点です。
というのも入社以来「ああ、この人には一生追い付けることはないんだろうな…」と感じている経験豊富なベテランのエンジニアの方々でもクラウドコンピューティングを利用したインフラであったり機械学習を用いたデータ分析や自動化の分野には、疎かったり、そもそも興味がなかったりするもので…、これは正に青天の霹靂でした。やり合えるとしたらここしかない!と。
エンジニアと一口にいっても、そのフィールドは広大です。しかも新しい技術が次から次へと生まれている。その新しい技術が今の私にとってはフロンティアに感じます。
具体的にはAWSの資格を保有している人間が私の周りには少ないので、AWS関連の知識を学び資格を取ることで、チームに足りないものを補い、迅速に対等に仕事ができる立場まで成長できる気がしているので、今後の目標とキャリア戦略として、先ずはAWS関連の資格の取得に向けて勉強をしていこうかと思います。